八ヶ岳 名水の里エリア

JoyFuL No.014

夢がふくらむ田舎暮らし

榊原長則さん
プロフィール

北杜市大泉町
榊原長則ながのりさん(45) 美雪さん(42)
神奈川県横浜市との二地域居住

「いつかは山梨で暮らしたい」。物心ついたころから
母親の実家がある山梨で遊び育ち、横浜に暮らしながらも、
山梨の自然はいつも榊原さんの身近にありました。

 横浜で農協に勤務されている榊原さんは、以前から月に一度は山梨にあるご親戚の別荘に滞在し、つかの間の田舎暮らしを楽しんでいましたが、だんだんと「自分の家があったらいいな」と思うようになったそうです。もともとは定年後の自分の時間のためにと考えていた二地域居住ですが、定年を待ちきれずに行動を起こすことにしました。「いつか買うなら今買っちゃえ!って(笑)」。
 幼い頃遊びまわった八ヶ岳山麓の土地勘はあったため、自分で情報を集め、現地を見て回り、購入する土地を探しました。「親戚の別荘はもっと山奥にあるんですけど、横浜では見たこともないような虫がそこらじゅうにいたりして」。虫が苦手だという奥様の気持ちを汲んで、二地域居住先に選んだのは北杜市でした。交通の便が良く、都会の空気をまとった八ヶ岳山麓は、榊原さんご夫婦が納得できる二地域居住先でした。

ついに手に入れた自分の家、
二地域居住生活がスタート

 友人や親戚が来てみんなでワイワイできるようにと、広いリビングには掘りごたつを作りました。南向きに大きく開いた窓からは南アルプスを望むことができます。
 新築のお住まいで始めたばかりの二地域居住生活、今はまだ週末ごとの田舎暮らしは、庭の草むしりに明け暮れ終わってしまうのだとか。「必死で草むしりして、また次に来た時には雑草が生えてる。草ってこんなに生えるのかと生命力の強さに驚きました」。金曜日の仕事を終え、横浜から北杜市まで2時間半のドライブ、滞在中は朝から晩まで草むしり、休まる時のない生活ですが、こんな毎日がとても楽しいと榊原さんは言います。「草むしりで運動不足解消になるし、休む時間はなくても山梨に来るだけで気分転換になって気持ちいいんですよ」。北杜市の色鮮やかな植物に感激し、おいしい水を味わい、直売所へ出かけて地元の野菜を選ぶ、短い週末の楽しみは尽きません。
 現在は横浜市に軸足を置いた二地域居住ですが、定年後は北杜市に主な生活の場を移す予定です。冬場の寒さなど心配なこともあるけれど、北杜市での暮らしに夢はふくらむばかり。「庭一面芝桜にしたいんですよね。ここで食べる分の野菜も自分で作りたいですし、ウッドデッキも作りたいな。」と、今後の計画を話します。
 自分自身が幼い頃に山梨の山や川で遊んだ楽しい記憶、同じ経験をまだ見ぬ孫にもさせてあげたいと言います。「ここが田舎代わりになればいいですね。娘や孫が遊びに来たらゆっくりできるような。孫だけ預けられちゃうかもしれないけど(笑)。」と、近い将来に思いを馳せる榊原さん、その表情はこれからの生活への希望に満ちています。

(2013年8月取材)

新築のお住まい。長年の夢がようやく形になりました。

新築のお住まい。長年の夢がようやく形になりました。

 

奥様の憧れのカウンターキッチンを取り入れました。

奥様の憧れのカウンターキッチンを取り入れました。

 

明るいリビングでご夫婦の会話も弾みます。

明るいリビングでご夫婦の会話も弾みます。

 

もともと敷地内にあった立派な白樺は切らずに残しました。

もともと敷地内にあった立派な白樺は切らずに残しました。

 

ネギと大葉を育てています。雑草と闘いながら徐々に増やしていく予定です。

ネギと大葉を育てています。雑草と闘いながら徐々に増やしていく予定です。

 

今はまだ小さな芝桜。何年後かにはピンクのじゅうたんを見せてくれることでしょう。

今はまだ小さな芝桜。何年後かにはピンクのじゅうたんを見せてくれることでしょう。