八ヶ岳 名水の里エリア

JoyFuL No.019

自然との関わりを通して、
子どもたちの感性を豊かに

名取裕子さん
プロフィール

韮崎市穂坂町
名取裕子さん(41) 保さん(43) 
魁人かいとくん(12) りんちゃん(8) あすみちゃん(6)
神奈川県横浜市より移住

日本でも数少ない女性大工の名取裕子さん。
転職先で選んだのは以前から幾度となく訪れていた、
緑に囲まれ安心感のある山梨でした。

 裕子さんは、中学生の時に部屋をリフォームしてもらい、学校から帰ってくるたびに部屋がどんどんきれいになっていくのを見て驚いたそうです。「どうすればこんな風に部屋をきれいにできるんだろう。いつか自分もこういう仕事がしてみたい。」と、漠然とではありましたが大工になりたいという気持ちが心の奥に芽生えたそうです。
 山梨に移住する前は、神奈川県の工務店に勤めていましたが、事業縮小により転職を余儀なくされ、いくつかあった候補の中から選んだのは山梨県の会社でした。以前からスキーや実家の新潟県に帰省する時に幾度となく立ち寄ったことがあり、空気がきれいで緑があふれ、故郷の新潟に似た安心感のある山梨に行きたいと考えたからだそうです。

自然の恩恵を実感できるのが山梨のいい所

 裕子さんは、富士山や八ヶ岳など他県では見ることのできない山梨の風景に魅せられたと言います。「山梨は四方を美しい山々に囲まれて、毎日眺めても飽きません。自宅から見える山は、北は八ヶ岳、南は富士山、東は茅ヶ岳…。挙げだしたらきりがありませんね。(笑)」と話す裕子さん。山にはそれぞれに表情があり、その表情も四季により様変わりします。日本を代表する山々に囲まれた山梨のロケーションは、他県から移住してきた裕子さんにとって、特別な思いがあるように感じました。
 裕子さんは、山梨で暮らすようになってから車に乗ることが多くなりましたが、子どもが生まれてからは、毎日一緒に家のまわりを散歩するようになったそうです。「見た事もない珍しい虫が飛んでいたり、木が不思議な形をしていたり、きれいな苔が生えていたり、毎日発見の連続です。ゆったりとした気持ちで自然を満喫しながら散歩できるのは幸せなことだと思いました」。見落としがちな小さな自然を、歩く事によって気づくようになったそうです。

自分と同じように自然の中の環境で
子どもたちにも育ってほしい

 自然の中での子育てについては「風の流れや、木の呼吸、自然の色合いなど、自然を感じてそこから発想を広げることができるので、子どもたちは感性が豊かになると思います。このような環境の中で子育てをできるのが、山梨の良い所だと思います。」と話す裕子さん。ご自身も新潟の自然の中でのびのびと育ちましたが、わが子にも同じように、自然の恩恵を受けながら感性豊かに育ってほしい、とお話しいただきました。

(2013年6月取材)

中学生の頃、部屋をリフォームしてくれた大工さんの技術に感化され、大工への道を選びました。

中学生の頃、部屋をリフォームしてくれた大工さんの技術に感化され、大工への道を選びました。

 

取材に伺った時は夜で、仲良くトランプをしていましたが、自然の中で遊ぶのが大好きだそうです。

取材に伺った時は夜で、仲良くトランプをしていましたが、自然の中で遊ぶのが大好きだそうです。

 

ハンモックに包まって遊ぶ、りんちゃんと、あすみちゃん。

ハンモックに包まって遊ぶ、りんちゃんと、あすみちゃん。

 

日が暮れても、家の中で元気に遊ぶお子さんたち。木登りは裕子さんが教えてくれたそうです。

日が暮れても、家の中で元気に遊ぶお子さんたち。木登りは裕子さんが教えてくれたそうです。

 

梁は、ご自宅を建てる以前にあった蔵の材料を再利用しています。

梁は、ご自宅を建てる以前にあった蔵の材料を再利用しています。

 

山梨での生活の楽しさはお子さんたちの笑顔を見たら納得できます。

山梨での生活の楽しさはお子さんたちの笑顔を見たら納得できます。