富士山 富士五湖エリア

JoyFuL No.039

モノが溢れる都会から近くの田舎山梨へ

戸泉幸子さん
プロフィール

富士河口湖町西湖
戸泉幸子さん(41)
真治さん(47)
東京都渋谷区より移住

山梨で見つけた新しい楽しみと新しいビジョン。
自然の中に暮らしていたら、自分のやりたい事や欲しい物が
はっきりと見えてきました。

 戸泉幸子さんは山梨に移住してからモノづくりに目覚めました。ヨーロッパで太陽のエネルギーを取り入れる発想から生まれたサンキャッチャーや、古代から使われる六芒星(ろくぼうせい)をデザインしたオーナメントなどの創作活動を楽しんでいます。「時間も空間もたっぷりあるので、山梨に来て初めてモノづくりが出来るようになりました。」と大喜び。
 以前は、東京で知り合い結婚したご主人の真治さんと東京都渋谷区で8年間生活していましたが、「東京にはモノが溢れていて、要らないモノを避けるのにエネルギーがいる」と感じていたそうです。そこでご主人が生まれ育った山梨市のご実家に引っ越して1年間生活し、そのあと河口湖に1年、現在の西湖に移ってから1年が経ちました。ご主人を通して親しんできた山梨に二人で移住するのには抵抗なかったそうです。華道の師範代の免許を持ち、フラワーコーディネーターでもあるご主人は、都内のレストランやカフェ、展示会などで花の装飾展示をすることも多く、東京から1時間半というアクセスの良さにも魅力を感じています。

念願だった古民家に暮らし、自分流にアレンジ

 「古民家に住みたい」との思いが強く、山梨市近辺を探し回り、空き家バンクにも登録をしたそうですが、なかなかいい物件に巡り合えなかったそうです。そんな中「自分で自由に手を入れられる古民家」を西湖に見つけ、念願だった古民家での新たな生活を始めました。美的センスの鋭いお二人、古民家は見事に美しく息を吹き返しています。
 ここに移って「自分が欲しいものは何なのかが分かるようになりました。テレビを見なくなり、毎日小鳥の声で目覚めるのがとても気持ちいいです。コンビニがないので“ついで買い”もなくなりましたね。」と話します。
 週末には「HaiRy Tree」という雑貨のお店を県内外のイベントやマーケットに展示や出店をされているそうです。休日には日曜大工やカヌー、釣り、トレッキングを楽しむご主人。幸子さんはご自身で「原始の森」と表現される「樹海」を散歩するのが楽しみだそうです。また週末に地元の人達に開放しているという自衛隊北富士演習場の中は、野草が咲き乱れる広々したところで、穴場としておススメとのこと。
 移住に関して「都会を出たほうが見えるものがある。考えているよりも来てしまえば簡単!」とのアドバイスをいただきました。これからの目標は、家を改装するなどして花の教室を開いたりできるアトリエを持つことだそうです。また山梨の自宅を拠点にして、HPを使ったネットショップなどの計画もあり、おふたりの夢はまだまだ膨らんでいくようです。

(2013年5月取材)

室内で虹色に輝くサンキャッチャーと調和の象徴の六芒星(ろくぼうせい)。

室内で虹色に輝くサンキャッチャーと調和の象徴の六芒星(ろくぼうせい)。

 

やっと念願の自由に手を入れられる古民家を見つけて幸せです。

やっと念願の自由に手を入れられる古民家を見つけて幸せです。

 

リビングの小さなコーナーにも光るセンスの良さ。

リビングの小さなコーナーにも光るセンスの良さ。

 

フラワーアレンジで余った花も極上のアートスペースを作ります。

フラワーアレンジで余った花も極上のアートスペースを作ります。

 

ロフト式の2階から見下ろしたリビングルーム。

ロフト式の2階から見下ろしたリビングルーム。

 

柔らかな空気が流れる寝室。ここだけ時間の流れが違うようです。

柔らかな空気が流れる寝室。ここだけ時間の流れが違うようです。

 

アフリカの太鼓もインテリアのアクセント。

アフリカの太鼓もインテリアのアクセント。

 

趣味のカヌーは西湖で大活躍。

趣味のカヌーは西湖で大活躍。