富士山 富士五湖エリア

JoyFuL No.041

思い出の河口湖で過ごすセカンドライフ

宮本昌二さん
プロフィール

富士河口湖町大石
宮本昌二さん(57) 
敬子さん(54)
東京都世田谷区より移住

老後の生活を楽しむセカンドライフの理想を抱いていた宮本さん。
希望を叶えた土地は思い出の地、河口湖でした。
35年前に訪れていたこの地は、いつしか理想の暮らしを叶える場所になっていました。

 宮本さんが初めて河口湖を訪れたのは、中学生の時。「世田谷区の林間寮が大石公園の近くにありますが、夏の合宿や移動教室のような時にこの寮に来ていました」。その当時の宮本さんに強烈な印象を残したのは、やはり富士山でした。出身地であり、移住前まで住まわれていた東京都世田谷区下北沢からも富士山を見ることができ、日頃から親しまれていたそうですが、河口湖から見る富士山には驚かされたと言います。「湖畔にある林間寮から富士山がドーンと見えるわけです。こんなに大きいんだという驚きがありました。」と宮本さん。この当時からこんなところに別荘があれば最高だなという気持ちが芽生えていたようです。
 それから時間が経ち、50歳を過ぎた頃、老後の生活を楽しむセカンドライフの理想を抱いていました。希望を叶えた土地は、およそ35年前に訪れていた思い出の地、河口湖でした。「ここの印象は中学生の頃から頭に入っていましたので、自分で探しに来て、土地を買ってしまいました。富士山が目の前に見える絶好のロケーションですし、河口湖インターからも10分ほどで来られるのも良かったですね」。セカンドライフの希望を叶える絶好の場所にめぐり逢えました。

趣味のアウトドアを家に居ながら楽しむ

 東京のど真ん中に位置する下北沢で育った宮本さんにとって、自然と触れ合うのは一つの楽しみ。休日になるとアウトドアへよく出かけたと言います。「休みになると車にキャンプ道具を積んで、自然の中でキャンプをしながら1週間ぐらい旅行をすることを結構していました。教員なので夏休みなどの長い休暇があると、自転車で九州へ、バイクで北海道へなど、いろんなところに行きましたね。野宿したり、キャンプすることが快感でした」。
 移住した現在では、アウトドアの楽しみ方が変わりました。下北沢での生活では手に入れられなかった広い敷地を使っての、家庭菜園やガーデニングも一つのアウトドアだと言います。「下北沢の家は30坪でしたから、庭なんてありませんでした。でもこの家は110坪もあります。東京でこれだけの家を建てたら大富豪ですね(笑)。今では庭いじりや畑仕事をして楽しんでいます。もう毎日がアウトドアですよ。」と満足されているご様子でした。

文化的にも、利便性にも富んだ環境

 東京都町田市にある玉川学園で国語教師として教鞭を執る宮本さんから見て、富士北麓には文化的にも魅力のある施設や場所がたくさんあると言います。御坂峠にある天下茶屋は太宰治ゆかりの地、山中湖に行けば三島由紀夫文学館があったり。宮本さんは「富士北麓地域はただの田舎ではなく、集客するためのいろいろな工夫をしていますね。ゆったりしていて静かで、なおかつ都会にあるような文化的香りのするものが随所にある。調べていけば、興味深いことがたくさんありますね。」と教えてくださいました。
 生活の利便性においても、不便なことは特にないようです。職場の玉川学園まで、車で1時間半。初めはちょっと遠いかなと思ったそうですが、今ではストレスなく通勤されているようです。「富士河口湖町にはスーパーや病院、学校など日常に欠かせないものがきちんとありますし、生活も車さえあれば便利なので、言うこと無しですね。」と快適に生活されています。
 なぜ東京に隣接しているのにこれだけ別世界なのか、不思議に感じる時もあるそうですが、中学生の時に来ていた河口湖はいつしか理想の暮らしができる場となっていました。
 「富士河口湖町の魅力はやっぱり富士山。日本人だったら富士山が嫌いな人はいないですよね。世界文化遺産に関わる場所に住めるのは幸せです。」と最後に一番の魅力を語ってくださった宮本さんでした。

(2013年8月取材)

南向きのご自宅は冬の寒い時期でも日中に日が当たれば、室内は20度ぐらいになるそうです。

南向きのご自宅は冬の寒い時期でも日中に日が当たれば、室内は20度ぐらいになるそうです。

 

奥様の敬子さんは山梨市出身。およそ20年前に結婚されてからは東京に住まわれていました。

奥様の敬子さんは山梨市出身。およそ20年前に結婚されてからは東京に住まわれていました。

 

家からはいつも富士山が見えます。日々表情を変える姿を見られるのも生活の楽しみの一つです。

家からはいつも富士山が見えます。日々表情を変える姿を見られるのも生活の楽しみの一つです。

ご自宅の広い敷地で家庭菜園。家にいながら、アウトドアを楽しんでいます。

ご自宅の広い敷地で家庭菜園。家にいながら、アウトドアを楽しんでいます。

 

6月から7月にかけて、富士山とラベンダーが織りなす眺望を楽しめる『大石公園』も歩いて5分の場所にあります。

6月から7月にかけて、富士山とラベンダーが織りなす眺望を楽しめる『大石公園』も歩いて5分の場所にあります。

 

取材時に偶然、東京から帰っていた次女のふみこさん。家族の会話も弾みます。

取材時に偶然、東京から帰っていた次女のふみこさん。家族の会話も弾みます。