八ヶ岳 名水の里エリア

JoyFuL No.005

自分が納得できる野菜づくりを北杜市で

畑山貴宏さん
プロフィール

北杜市高根町
畑山貴宏さん(36) 文枝さん(40)
菜々子ちゃん(6) 朝日くん(3)
茨城県つくば市より移住

農業は全くの素人だった畑山さん。
ある2 つの出来事がきっかけとなり
北杜市で農業をすることになりました。

 北海道出身の畑山さんが移住してきたのは11年前。北杜市にある築100年以上の古民家に奥様と2人のお子さんの4人で暮らしています。茨城県の大学に通っていましたが、その時食べた有機野菜が就農へのきっかけになったといいます。「今まで野菜に対してそれほど関心は持っていませんでした。初めて有機野菜を食べた時、おいしさにびっくりしました。すっかり魅力に取りつかれて、自分でも作ってみたいと思い独学で学びました」。
 農業体験で初めて訪れた北杜市、その時の風景を今でも鮮やかに思い出すといいます。「八ヶ岳、南アルプスに囲まれて最高に眺めがよくてとても驚きました。空気がきれいで素敵な場所です。茨城県にはこういう場所はありません。すぐに気に入りましたよ。」当時のワクワク感を思い出し笑顔で話す畑山さん。『有機野菜のおいしさ』と『北杜市の美景』との2つの出会いが、北杜市で農業をする決め手となったそうです。

畑山さんの野菜作りに対するこだわり

 「大豆は輸入品が多く普通に作っても採算が合いません。でも日本人の食生活になじみ深いものなので、大豆がどういう植物か知ってもらいたい。そういう目的もあって作っています。」と一つ一つの野菜作りに対する思いを語る畑山さん。
 自らが経営する『畑山農場』では、広大な土地で70種類ほどの野菜を栽培しています。「生命力あふれる野菜作り」をコンセプトに「それぞれの野菜に適した環境を作る。病害虫に負けない健康な土をつくる。種取りをして命をつなぐ。」といった野菜作りへのこだわりがあり、ご自身が大学時代に経験した『有機野菜のおいしさ』をたくさんの人に知ってもらいたい、そんな思いが伝わってきました。

生まれ育った北海道とよく似ています

 「自宅で食べる野菜はほとんど自給自足です。子ども達は自然の中が大好きでいつも庭や畑で遊んでいます。子ども達にはのびのびさせてあげたいです。休日は家族みんなで公園に行って遊んだり、近くにある温泉でのんびりと過ごします。東京に近く自然が豊かで景色がいい、こういう場所に住めるのは幸せなことです。」と畑山さん。
 朝5時に起き、日が暮れるまで農作業をして、夜はパソコンの作業と多忙ながらも充実した毎日を送っています。「生まれ育った北海道と景色が重なり空気感が似ていて、一息つきたくなる場所です。」と畑山さん。
 畑を無邪気に駆け回る子ども達を優しい笑顔で見守る表情は、幼少期に北海道の大自然を駆け回っていたご自身と子ども達とを重ねているかのようでした。

(2013年4月取材)

「こういう所で子育てをできるのはいいことです。」

「こういう所で子育てをできるのはいいことです。」

 

子ども達は庭や畑で元気に駆け回る。

子ども達は庭や畑で元気に駆け回る。

 

「将来はお花屋さんになりたい」と、菜々子ちゃんが作ったお花畑。

「将来はお花屋さんになりたい」と、菜々子ちゃんが作ったお花畑。

 

自然に囲まれた風情のある古民家。

自然に囲まれた風情のある古民家。