南アルプス 富士川エリア

JoyFuL No.060

「山の暮らしを守る」を合言葉に

鞍打大輔さん
プロフィール

早川町薬袋
鞍打くらうち大輔さん(38)
佳子さん(49) 紡さん(13) 見春さん(11) 千種さん(9)
東京都西東京市より移住

恩師の誘いで早川町を訪れた鞍打大輔さん。
日本一人口の少ない町「早川町」の魅力を
最大限に発揮できる町づくりに取り組んでいます。

 鞍打さんはNPO法人日本上流文化圏研究所で、早川町の活性化と河川上流域の未来のため、「山の暮らしを守る」を合言葉に、「山の暮らしの価値を伝える」、「山の暮らしの担い手を育てる」、「山の暮らしの課題を解決に導く」といった3つの活動を柱に日夜活動し、多忙ながらも充実した毎日を送っています。

都会にはない早川の自然や人の力に刺激を受け

 大学生時代に3年間、早川町の仕事を手伝いながら自分の研究を行い、東京と早川町を行ったり来たりの生活を送ったのが、早川町との最初の出会いでした。大輔さんは当時を振り返り「初めて早川町に来た時は、見た事もない山の中でびっくりしました。山間なので空が狭くて見える範囲は限られるけど、夜は真っ暗で星がきれいでした。そして高齢者の方たちが元気で、なんでも自分たちでできる。生活の知恵、技術を持っていて、お金でなんでも済まさないところに感嘆しました」。自然、人の力、そういった都会には全くない早川町の魅力、暮らしぶりに刺激を受けたそうです。

子どもたちの将来、そして早川町への思い

 「子どもたちにはもっと自然の中で遊んでほしいのですが、今の子どもたちは自分達だけではそれはできないですよね。大人が一緒に連れて行ってあげないとなかなかできないところがもったいない。昔は集落に子どもたちが10人位居て、年上の子が年下の子の面倒を見ながら遊んだけど、今は子どもたちも少なくて集落に帰ると遊ぶ友達がいないという子もいる。今年から子どもクラブという活動を始めるのですが、みんなで川に泳ぎに行ったり料理をしたり、高齢者の方に昔の道草遊びを教えてもらったり、今まで以上に子どもたちの居場所をつくってあげたいと考えています。そして今後は人材育成に力を入れたいと思います。早川町の将来を担う子どもたちへの地域学習や、まちづくり教育は今後の早川町にとって重要な課題です。」と、早川町への思いや今後の活動への意気込みを語っていただきました。

(2013年4月取材)

「人材育成に力を入れたい。」と鞍打さん。

「人材育成に力を入れたい。」と鞍打さん。

 

NPO法人日本上流文化圏研究所がある早川町交流促進センター。

NPO法人日本上流文化圏研究所がある早川町交流促進センター。

お母さんと蕎麦づくりをする三女の千種さん。

お母さんと蕎麦づくりをする三女の千種さん。

 

愛犬スミ、タロウと戯れる娘たち。愛犬たちはとてもうれしそう。

愛犬スミ、タロウと戯れる娘たち。愛犬たちはとてもうれしそう。