甲府盆地 まちなかエリア

JoyFuL No.076

幸せいっぱいの農場経営

根津弘毅さん
プロフィール

市川三郷町下大鳥居
根津弘毅さん(28) 
美奈子さん(29)
東京都昭島市より移住

就農への条件の良さや、実家へのアクセスの良さから山梨を選び、甲府盆地を眺める広大な土地で『ねづ農場』を始めました。

 根津弘毅さんが山梨に移住してきたのは就農がきっかけでした。東京農業大学に在学中に就農先を探し、実家がある東京に近い事や、就農への条件が良いことから山梨を選んだそうです。そして3年間の研修期間を経て、甲府盆地を眺める市川三郷町の高台で農場経営を始めました。
 大学時代に知り合った美奈子さんは都内で働いていたため、弘毅さんが山梨で暮らしてからは、遠距離恋愛と遠距離結婚生活を経て、美奈子さんも山梨に移り住みました。
 弘毅さんは移住後の暮らしを「東京に出かける事もありますが人の多さに疲れます。山梨に帰って来ると、東京ほど人が多くない上に自然が豊かで、リラックスした気持ちになります。」と笑顔で話します。
 美奈子さんは、大学時代にイチゴ狩りや温泉などに何度か山梨を訪れた事があり、東京や実家のある名古屋市に比べて何もない所だと感じたそうですが、移住後はイメージが変わったと言います。「住んでみると、自然を身近に感じる事のできる観光地が多い事が分かりました。今は繁忙期でなかなか出かける事ができませんが、冬になり畑仕事が落ち着いたら満喫したいです。」と、実際に暮らす事によって見つける事のできる魅力があったそうです。
 弘毅さんは研修期間が長かったために、農場を立ち上げるのもスムーズだったと言います。山梨での就農を考えている人たちに「農業を志して移住を考えているのであれば、まずは研修を受けた方がいいです。ノウハウを吸収したり、人脈を広げる事もできますし、納得のいく畑を探すのに時間をかける事もできます。じっくりと準備した方がいいですよ。」と、自らの経験をもとにした貴重なアドバイスをいただきました。

地域の人たちの温かい手がさしのべられて

 地域の人たちは、風が強く吹いてハウスがつぶれそうな時に、補修材料を持ってきてくれたり、雪が降ってつぶれた時は一緒に直してくれるなど、親身になって助けてくれる事も多く、根津さんご夫婦は、そんな地域の人たちの優しさも山梨の魅力だと感じたそうです。
 早朝から時には夜遅くまで仕事をして、ピーク時期にはなかなか休みが取れないなど、多忙な毎日を送っていますが、美奈子さんは東京で働いていた時よりストレスが少なく、幸福度が高いと言います。
 お祭りなど地域の行事に積極的に参加して、人との繋がりを大事に考える根津さんご夫婦。これからも、笑顔が絶えない幸せいっぱいの農場から、こだわりの野菜を地域のご家庭へ届ける事でしょう。

(2013年4月取材)

甲府盆地を一望できる『ねづ農場』。

甲府盆地を一望できる『ねづ農場』。

 

澄みきった空気と広大な農場では、一年を通して様々な野菜を栽培しています。

澄みきった空気と広大な農場では、一年を通して様々な野菜を栽培しています。

 

いつも笑顔の絶えない根津さんご夫婦は、山梨の自然を身近に感じながら暮らしています。

いつも笑顔の絶えない根津さんご夫婦は、山梨の自然を身近に感じながら暮らしています。

 

小鳥のさえずりが響き渡り、リラックスした気持ちになれます。

小鳥のさえずりが響き渡り、リラックスした気持ちになれます。

 

収穫の時を待つ野菜たち。

収穫の時を待つ野菜たち。

 

のどかな風景が広がり、ここにいるだけでゆったりとした気持ちになります。

のどかな風景が広がり、ここにいるだけでゆったりとした気持ちになります。