大月・都留 東京隣接エリア

JoyFuL No.099

丹波山村で踏み出す新たな一歩

瀧本清明さん
プロフィール

丹波山村奥秋
瀧本清明さん(26) 
東京都東大和市より移住

山梨と東京の県境に位置する丹波山村は、瀧本さんのご実家がある東大和市まで
60km弱の距離にあります。東京から近く、山間の豊かな自然に恵まれる
丹波山村は、まさに都会のオアシスです。

 「便利さでは東京の方が良いですが、過ごしやすさでは丹波山が良いですね。」と言う瀧本さんは東京都東大和市から移住し、丹波山村役場で村の職員として働かれています。大学在学中に就職活動をしていた時、ご親戚が丹波山村で求人募集をしているのを教えてくれたことが移住のきっかけになりました。「それまでは来たことがなかったですが、試験前に一度どんなところか見に来ました。静かで自然も多くて、良いところだなと感じました。」と丹波山村で新たな生活への一歩を踏み出した瀧本さん。現在ではこの村でゆったりとした時間の中、のびのびと生活をされています。
 「夏でも夜は涼しくて暮らしやすいですね。家にエアコンはありませんが、窓を少し開けておけば涼しくなるので快適に寝られます。実家の生活の時には窓を開けても暑かったですが、丹波山村で窓を全開にしたら寒いかもしれませんね(笑)」。山間部の過ごしやすい気候は都会では考えられない暮らしを可能にしてくれます。
 土日に何もなければ東京に帰って、買い物に行く生活を送る瀧本さん。それを可能にしてくれるのも東京へのアクセスの良さです。田舎暮らしをしていても、無理なく東京の流れに触れられるのは、丹波山村の大きな特徴だと感じました。

丹波山村だから感じる人の温かさと結束力

 役場では住民生活課で働く瀧本さん。国民健康保険や後期高齢者、老人医療の担当をしていることもあって、住民との交流の機会も多いそうです。「直接書類を渡しに行ったり、健康診断の際には村の方たちの送迎などをする中で顔を覚えてもらったりします。書類を届けに行ったときに、ご苦労様と言っていただけるのは嬉しいですね。」と都会では経験できなかった人の温かさを感じると言います。
 季節ごとに開催されるお祭りでは、村が一体となり普段以上に村民との距離が近くなります。7月には獅子舞が練り歩き、五穀豊穣をお祈りするという江戸時代から続く『祇園祭り』があり、正月七日には『お松引き』という、門松を木ぞりの上に積み上げ、村民総出で道祖神まで引いていくという丹波山村ならではのお祭りもあります。
 取材の時には、週末に行われる夏のメインイベント『夏まつり』に向けての準備が進められていました。「丹波山ではイベントになると村全体で協力して行ないます。そういった意味で村の結束力を感じますね。実際にお祭りになると盛り上がりますし、参加していても楽しいですね。」と移住してから数年が経つ現在では瀧本さんも村の一員として、丹波山村での生活を満喫されています。

隠れた山里、丹波山村には魅力がいっぱい

 お話をお伺いしながら、丹波山村にはここにしかない豊かな暮らしがあると感じました。「雄大な山々の自然に囲まれているので、空気も美味しいですし、ゆっくりと落ち着いた生活を送れます。自然が豊かだから、都会では食べられない鹿肉のカレーやソーセージ、炭火で焼いて食べる新鮮な川魚など、美味しい食べ物もあります。あと村の方々の温かい人情も魅力の一つです。」と教えてくださった瀧本さんはこれからもこの村で暮らしていきたいと考えています。
 東京の友達に村のことを話しても最初は、「どこ?」という反応をされるそうですが、住み心地の良さや仕事のやりがいなどを伝えていると言います。あまり知られていない隠れた山里の丹波山村ですが、こんなに日々の暮らしに魅力の詰まった村は他にないと思いました。

(2013年7月取材)

ゆったりとした時間が流れる丹波山村。同じ職場に働く方々とのコミュニケーションも良好です。

ゆったりとした時間が流れる丹波山村。同じ職場に働く方々とのコミュニケーションも良好です。

 

ご自宅の近くも丹波山の豊かな自然に囲まれ、ゆっくりと落ち着いた暮らしを送られています。

ご自宅の近くも丹波山の豊かな自然に囲まれ、ゆっくりと落ち着いた暮らしを送られています。

 

瀧本さんもお気に入りの丹波山温泉『のめこい湯』。美人の湯として、多くの方に利用されています。

瀧本さんもお気に入りの丹波山温泉『のめこい湯』。美人の湯として、多くの方に利用されています。

 

丹波山村のマスコットキャラクター『タバスキー』と2ショット。

丹波山村のマスコットキャラクター『タバスキー』と2ショット。

 

年間通して、様々なイベントがある丹波山村。お祭りになると村全体が大いに盛り上がります。

年間通して、様々なイベントがある丹波山村。お祭りになると村全体が大いに盛り上がります。

 

瀧本さんが案内してくれた観光スポット。長さ247mを誇る国内有数のローラーすべり台。

瀧本さんが案内してくれた観光スポット。長さ247mを誇る国内有数のローラーすべり台。